
【実は地元のぶどう倉庫!映画の大道具・美術製作工場の舞台裏】
映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』は、いよいよ来週から大阪芸大スタジオで人形劇の最終撮影に突入しますが、皆さんこの写真の場所はどこか分かりますか?実は、大阪・羽曳野市にある『駒ヶ谷生果移出組合』倉庫~地元の特産品であるぶどうを出荷するための倉庫なんです!
4月からはこの倉庫、出荷のために獲れ立ての名産ぶどうでいっぱいになるんですが、冬の間は倉庫が空っぽになるので、その間地元のご好意で文楽並みの大きな人形劇を盛り上げてくれる大道具・美術セットの制作現場として使わせて頂いているんです。
この大道具・美術製造工場!?で古代家屋や大きな船のセットが、京都の時代劇セットなども手がけるプロ美術スタッフの手によって作られているんですよ。しかも写真の古代家屋や船などの美術大道具、実は建築会社から頂いた廃材や市役所やコンビニからもらって来た古新聞・段ボールを材料にして作られているんです。究極の?資源の有効活用ですね。こんな舞台裏の美術スタッフの皆さんの努力に支えられて、来週の最終撮影準備が着々と進んでいます。