STAFF

監督紹介

岡田有甲(おかだゆうき)監督

1954年生まれ大阪府出身。1974年に横浜放送専門学校に一期生として入学。
Atg映画『新・人間失格』(1977年)に助監督デビュー(笑)
その後松竹大船撮影所契約助監督(1978~87年)修業時代。
1997年に有限会社レフレックスを設立。
映画、Ⅴシネマ、ドキュメンタリー、CM、テレビ番組と多くの映像作品に携わる。
2011年父親の介護で羽曳野に帰郷後、活弁無声映画上映会(LICはびきのシネマパラダイス)を継続しつつ、ドキュメンタリー映画2作品と劇場映画を手掛ける。
羽曳野に伝わる日本武尊(ヤマトタケル)の白鳥伝説を題材とした脚本に取組み現在に至る。
主な作品「TRAVERSEトラバース」「ミニバンライダー」「揖保乃糸(CM)」など。

メッセージ

あっという間に活動屋生活47年。古希を迎える歳になってしまいました。
スクリーンに映し出される別世界に魅せられて60数年…。
『子供が喜ぶ映画を撮りたい!』これは自分にとってごく自然な事でした。
ここ羽曳野には極東キネマ古市白鳥園撮影所(昭和11∼16年)という夢工場があり年間60本を超える子供たちに向けた忍術、妖怪、ロボットまで登場するような勧善懲悪チャンバラ無声映画が撮られていたのです。
本作、《ヤマトタケル~白鳥伝説~》は、現代っ子が人形世界にワープしてしまいます。
そこで出会った魂を持った人形ヤマトタケルたち古代人から愛と勇気と知恵を学んでいくという古くて新しいワクワクする冒険活劇映画を撮り上げます!

制作協力

人形劇団クラルテ

今回、人形劇パートを担当する、人形劇団クラルテは 1948 年に発足しました。子供から大人まで楽しめる人形劇を上演。小学校への巡回公演や、幼児向けの「おひさま劇場」をはじめ、大人向けには近松門左衛門の作品や、シェイクスピアなどの作品を現代人形劇として上演します。
数々の受賞歴があり、日本を代表する人形劇団です。
通常クラルテの舞台は、人形を操りながら台詞も喋るという役者として演じられておりますが、今回の映画ではクラルテの人たちには人形操演(人形を操ること)に専念してもらいます。そして、魂を吹き込まれた人形たちに役者が台詞をつけることで、
マペットムービー『ヤマトタケル~白鳥伝説~』は、より味わい深い作品を観客の皆様にお届けできると確信しております。

メッセージ

LA CLARTÉ(クラルテ)は、フランス語で“光”という意味です。
人形劇団クラルテは、子どもたちが生の舞台芸術に触れ豊かな感性を育んでほしいと願い、人形劇を作り上演し続けてきました。
市民会館などの大ホールや学校の体育館、幼稚園の遊戯室や
イベント会場、野外ステージまで、人形劇はどんなところでも
上演できます。

人形劇団クラルテ
http://www.clarte-net.co.jp/

メイキング

映画ヤマトタケルの成り立ち

2023年5月10日に羽曳野市の白鳥神社にて主役のヤマトタケルの声を演じてくださる松本梨香さん、人形劇団「クラルテ」の高平和子さんも参加のもと、ヤマトタケル〜白鳥伝説〜の制作発表が行われました。

その後オーディションにより決定した子役3人の演技指導、人形劇撮影のガイド用セリフ録音、実写版の撮影と、映画ヤマトタケルに生命が吹き込まれていきました。